連日暑いですね。熱中症には本当にお気をつけください。
本日は、あれ?とちょっと驚いたニュースをお届けします。
朝日新聞より。
6月の現金給与総額、7カ月ぶり前年比減 賞与減が影響:朝日新聞デジタル
厚生労働省が発表した、この6月の毎月勤労統計調査(速報)によると、現金給与総額が前年同月比で2.4%減少したとのこと。
しかも、その原因は「特別に支払われた給与」、すなわち賞与にあるとのこと。
この「特別に支払われた給与」は前年同月比6.5%減。
あれ?賃金上がってるんじゃないの?賞与はもっと上がってるんじゃないの?と思われた方も多いはず。
ここ最近のブログで採り上げている内容からしても違和感を感じます。
ところがその原因は「支給時期のずれ」。
6月に賞与を支給した事業所の割合が昨年度より少なくなっているとのことで、7月あるいは5月に支給時期がずれた、という可能性が指摘されています。
なるほど、それなら他の情報とも整合しそうです。
統計は事実を語るものでありながら、このように見た目を鵜呑みにすると間違ったとらえ方をしかねないケースがあります。
私自身も十分留意したいと思います。