寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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中国の名門大、ネットで大げんか 「カネで受験生誘惑」

今日の記事は(株)ワイズコンサルティング児島が配信いたします。
今回はお隣の国の出来事から拾ってみたいと思います。

中国の名門大、ネットで大げんか 「カネで受験生誘惑」:朝日新聞デジタル


中国で最難関とされる北京大学清華大学の入学担当者が、大学入試「高考」で優秀な成績をとった受験生を奪い合ってネット上で大げんかを繰り広げ、「最高学府が何をしているのか」と庶民をあきれさせている。

舞台となったのは中国版ツイッター「微博」です。
北京大の四川省担当者が、精華大学を暗に非難する内容でつぶやいたところ、精華大学の担当者が反応して表題のような激しい応酬(というよりも罵り合い)になったとのことです。両大学とも国家的リーダーを多く輩出する名門大学だけに大きな話題になった模様です。


中国では6月上旬の高考の成績に応じて、入学する大学が決まる。省によっては、上位の受験生が大学を選ぶ立場になるため、各大学は勧誘活動を繰り広げる。

 今回の騒動は担当者個人の資質の問題といえそうですが、他の要因として募集活動の激化も背景にあるのではないかと思っています。
 実は中国でも大学入試受験者は減少傾向にあって、海外に留学するケースが増えているということを聞きました。省に担当者を置くのも優秀な学生を採る一環なのでしょう。有名校だから何もしなくても人を集められるという時代は終わりつつあるようです。海を渡ったあちらでも、学校関係者の持つ悩みは私たちと変わらないのかもしれません。
 いずれにしてもこの担当者たちが自校の魅力を発信することに失敗したのは言うまでもありません。

 ところで当社が今月24日に開催するセミナーのテーマはマーケティングです。

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