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寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

1人当たりの受験校増加 短期決戦型受験生も増えた2015年度中学入試

入試結果を分析する記事が増えてきましたね。

今日は首都圏の中学入試に関する分析結果をご紹介しましょう。

Benesse教育情報サイトより。

 

1人当たりの受験校増加 短期決戦型受験生も増えた2015年度中学入試 | Benesse 教育情報サイト ヘッドライン

 

具体的な校名も含めて確認したい場合にはこちらをどうぞ。

速報! 2015年度 首都圏中学入試の傾向と分析【第1回】全体的な傾向 | 受験ニュース 【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】

 

この記事はいくつかのキーワードでまとめられており、傾向をつかみやすくなっています。

そのキーワードとは

サンデーショック」「短期決戦傾向」「地元志向」「オンリーワン志向」

の4つ。

さらに記事にはもう一つの特徴である「進路決定先延ばし傾向」とも言うべき内容も記載されていますので、トータル5つのキーワードで今回の中学入試が語られていることになります。

 

サンデーショックキリスト教系の学校が日曜日の入試を避けることによって発生する出願等の状況変化で、まさに今回はこれが該当する年となったと記されています。

短期決戦傾向については、読んで字の通り、早めに進学先を確定させる動きが強まっているとのこと。

これに加えて近年、入試の前倒し傾向・午後入試の定着といった学校側の生徒確保策により、受験者数は減っている一方、1人当たり受験校数は増えているとの記載もあります。また今後に向け、採点時間の十分な確保のため、増加傾向にあった入試回数を減らす動きも出てきていると記事は指摘しています。

地元志向もその言葉通りの傾向で、第一志望とともに併願先も地元に回帰させる傾向があるとの分析結果が書かれています。

そしてオンリーワン志向については、いわゆる難関校を選ぶのではなく、校風への適合性を意識した志望校選択が増えてきたことが指摘されています。

さらに志願者の傾向としてこんな興味深い内容も。

男女とも、新校舎の建設や学校改革の詳細、進学実績の向上など、積極的に情報発信を行っている学校に志望者が集まる傾向があります。

 情報発信、情報開示が目に見える効果をもたらし始めているということでしょうか。

 

首都圏は学校数も多く、このような分析をしてくれる専門家も数多く存在しており、他地域の私学からすると羨ましい限り、と思われるかもしれません。

ですが、首都圏で起こっている事象は近い将来、どの地域でも起こりうる事象であり、その傾向を知っておくことは地域を問わず有用である、と私は考えています。

今回のこの記事を参考に、御校の募集についても総括と今後に向けた課題整理をされてはいかがでしょうか。