寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業

「解散風」とやらが吹いている国会。

急な解散ムードに戸惑っているのですが、どうやら本当に選挙がありそうな雰囲気ですね。

消費税のことも含め、今後の動向が気になります。

限られたお金を本来の政策にきちんと充てていただきたいと願うばかりです。

 

さて、本日は文科省からのメールマガジンに掲載されていた情報をお届けします。

 

平成25年度 教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業 成果報告書:文部科学省

 

教員の成長を図る取組、というその表題に惹かれてページを開けてみると、なかなかのボリューム。

目次だけで以下の3ページに分かれています。

教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業の成果報告書1:文部科学省

教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業の成果報告書2:文部科学省

教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業の成果報告書3:文部科学省

 

そして、報告書ごとの記載内容にもかなり期待したのですが、これはあくまで「報告書」であり、具体的な改善方法の記載が充実しているかといえば、各報告書によってそれはまちまちであるように感じました。

本ブログの主旨である「私学経営力」との関連性の観点からすると、まだすべてに目は通せていないものの、高知県教育委員会の報告書が有用であるように感じました。

高知県教育委員会 教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業 報告書

 

 

ここでは「教員として身につけるべき能力・資質」の整理を行ったうえで、それをいかにして養うかという方法論について、具体的なヒントが示されているように感じました。

 

掲載されている報告書は公立校のケースばかりですので、私学ではまた違った要素も考慮する必要はありますが、仮に教員の育成と評価を考えておられる学校においてはヒントになる着眼点がいくつもあるように思います。

ボリュームの大きな資料ではありますが、ご興味があればぜひご覧ください。