本日は文科省からの情報提供を採り上げます。
一時に比べるとすでに定着した感もある節電ですが、先日文科省からこのような通知が発せられました。
この通知では、以下の内容が記載されています。
(上記通知文を筆者が改編しています)
1 現在定着している節電の取組が、教育研究活動などへの影響を極力回避した無理のない形で、確実に行われるよう節電に取り組むこと
・具体的な数値目標は設けないものの、2014年度冬季の需給見通しにおいて、節電の定着分(2010年度最大電力比)として地域ごとに一定の数値を見込んでいる、としています。例)東京電力管内 マイナス7.7%、関西電力管内 マイナス4.8%、中国電力管内 マイナス1.3%など
2 節電期間と時間帯…2014年12月1日~2015年3月31日までの平日の9時~21時まで(一部例外あり)
3 高齢者や乳幼児などの弱者に対して配慮すること
4 政府から「電力需給ひっ迫警報」が発出された場合は、より一層の節電に取り組むこと
5 (略)
6 節電に取り組む際は、経済産業省が公表している、事業者及び家庭向けの具体的な節電メニューを参考とすること
7 学校施設等における節電に取り組む際には、更に以下の省エネルギー対策関係資料等も参考とすること
学校施設における省エネルギー対策について-地球環境のためにわたしたちができること-(教職員向け)
学校施設における省エネルギー対策について-管理・運営の視点-(管理者向け)
大学等における省エネルギー対策の手引き及び事例集
学校でできる省エネ
各校とも、節電を含めた省エネ施策はコストダウンや教育効果もかねてぜひ実践していただきたいところですが、その参考資料として、個人的には上記掲載のいくつかのものの中で、「学校でできる省エネ:文部科学省」が分かりやすく、取り組みやすいように感じました。
一度目を通してみてはいかがでしょうか。
国内のエネルギー消費の中でも、学校におけるそれはかなり大きくなっているようです。
そしておそらく各校とも、いわゆる「光熱水費」の金額は経営上、決して無視できないのではないでしょうか。
こまめな意識と行動でかなりの省エネが可能になります。
学校での滞在時間を短縮することによる早めの消灯などにもぜひ取り組んでいただき、そのような教職員さんの意識がひいては子供たち、そしてその子供たちの家庭にも波及するような教育効果も望みたいと感じます。