時折このブログでお送りしている「経済ニュースひとまとめ」。
ここしばらくお届けしていませんでしたが、株安のニュースなどがよく流れていますので、個人的にはやや敬遠しがちな「金融」ニュースを中心にご紹介したいと思います。
すべて日本経済新聞にリンクを張っています。
まずはその株安のニュースです。
東証大引け、大幅反落 景気懸念で5カ月ぶり安値 東証1部の95%が下落 :国内株概況 :株式 :マーケット :日本経済新聞
昨日の終値は5か月ぶりの安値となったそうで、諸外国の株安や経済状況への懸念がこのような結果に結びついたとの解説が付いています。
金融資産運用をしていない方にとっては縁遠い話題になりがちですが、株式相場というのは投資信託はもちろん、金利等にも密接に関連しており、例えば学校全体での資産管理を考える場合には一定程度留意しておく必要があります。
続いて為替市場のニュースから。
外為17時 円、3日続伸し105円台後半 対ユーロは小幅に4日続伸 :為替概況 :為替・金融 :マーケット :日本経済新聞
円がやや高くなっているのがここ数日の取引のようです。
これも株と同様、ドルやユーロの各国の状況が芳しくないことを受けて、相対的に円が買われているとのことです。
高校の修学旅行はもはや海外が当たり前の時代になりましたので、小さいとはいえ学校でも為替リスク(差損益)が発生する状況が考えられます。
最後にガソリン価格。
私学には自家用車を利用される教職員さんも多くいらっしゃいますので、このニュースは実感されている方も多いかもしれません。
先日まではガソリンが高い状況が続いていましたが、原油価格が下落し、ガソリンはかなり下がってきているようです。
税金や保険料などに物価高があいまって、負担増が相次いでいる昨今ですので、価格の下落にちょっとほっとする方もいらっしゃるかもしれません。
学校における各種コストについても、前年度に比べて増加しているものがかなり多くあると思います。
会計処理がどの程度進んでいるかは学校によってまちまちかもしれませんが、ぜひ早めの収支の把握をお願いしたいと思います。
今はちょうど中間の監査を控える時期ですので、慌てて処理を進めている学校さんも少なくないでしょう。
ですが、会計データは単に「帳面を付ける」だけではなく、経営に活用して初めて活きた数字になりますので、実績は一刻も早く集計し、これを統合・分析して経営改善にご活用いただきたいと思います。
ちなみに…
経営改善への活用、ということからすると、学校評価も非常に有用なデータを集めることができるツールです。
というわけで本日午後のセミナー、皆様のお越しをお待ちしております↓