8月も終わりに近づいてきました。
夏らしさ、からは少々かけ離れていたような今年の8月。
皆様の8月はいかがだったでしょうか。
さて今日は食育のニュースをお届けします。
スーパー食育スクール、進む取り組み : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
スーパー○○スクール、というのがいろいろ出てきていてややこしいのですが、スーパー食育スクールも文科省の指定によってその名を名乗る、選ばれし学校であるのは他の類型と同様です。
そしてこのスーパー食育スクールは『食を架け橋とした地域と学校の活動が進むよう、「食とスポーツ」、「食と健康」、「食と学力」などテーマを明確にして先進的な食育の取組を行うモデル校』と位置付けられ(平成26年度スーパー食育スクールの指定について:文部科学省より)、今年度から始まっています。
今回ご紹介した記事にはその具体的な取組事例が掲載されていますが、和食給食・部活動引退後の食事といったとても興味深い内容。
生命の原点である食という事柄に対して興味を持ち、正しく理解しながら、将来に向け豊かな人生を送ることが期待されますね。
記事の末尾にもあるように、これまでも食育活動が広がってきてはいる一方で「検証が十分でなく、成果がみえづらかった」というのが現実。
食育はいわゆる主要教科の学習や習得と比較すると優先順位が落ちてしまうもののひとつに数えられます。
ただ、いつまでも「教育の成果や効果は見えづらい、検証できない」というのでは、成果の測定がしやすい進学や進路、あけすけに言うなら学校名や企業名でのみ個人が評価され、それ以外の要素を無視しかねない危険性が強まるように思います。
教育成果をどう検証するのか。
これは食育のみならず、学校教育全般における課題です。
非常に大きな課題ではありますが、無理だと決めつけるのではなく、方法の開発に向け挑戦し続けることが大切なのではないでしょうか。
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