先週金曜日は学校経営セミナーの5回目。
「教育現場における人事労務トラブル事例と対応策」を実施いたしました。
今回は少人数での濃厚な学びが実現しました。
(当日のセミナー風景です)
「近年の労使トラブルとして急増しているものは何だと思いますか?」
という田渕講師の質問から始まったこのセミナー。
不払い賃金?時間外労働?…私自身、頭の中をいろいろなことが駆け巡ったのですが、その答えは何と
「いじめ・嫌がらせ」
でした。個人的にはとても意外な結果に驚きました。
学校現場においても人間関係は非常に重要なところですし、管理職と現場教職員の関係性が必ずしも良好でないというケースもよく耳にすることではあります。
今回のセミナーではこの「人間関係の円滑化」ということを根底に据えて、学校やその他業種での事例・判例について確認し、トラブル防止策について整理されました。
特にパワーハラスメントの事例においては、現場教職員に対する安全配慮義務が課されることについて、十分に意識せねばならないことがよく分かりました。
また、セミナー中に「適性診断」も実施。
人事施策の中でこのようなことを実施するのはあまり例がないようにも思うのですが、
「相手(部下・同僚)のことをよく知ることで、トラブルは未然に防げる」
という田渕先生のお話に、この適性診断の活用の余地は十分にあると感じました。
結果は後日メールにて送られてくるということで、ついでに参加させていただいた私の結果も楽しみです。
労務に関しては今月29日にもう一度セミナーを予定しております。
重要なテーマですので、今回参加されなかった方もぜひともお越しください。
お申込みはこちらまでどうぞ。→セミナー情報|株式会社 ワイズコンサルティング