寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

スマホの使い方

こんな記事を見つけました。


スマホ:自由な名門校も規制

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140411k0000e040182000c.html



名門中学・高校でも、

授業中にスマホでメールやツイッター・LINEなどをする生徒が増えたため、

一日の授業が終了するまでは電源を切るなど、

ルール化する学校が出てきた、という内容です。

『自由な校風』と『ルール化』との板挟みで苦悩している様子が窺えます。


「常識をわざわざ書く必要はない」とルール化はしないものの、

授業中の使用は厳しく指導する学校もあるようです。

個人的にはこちらに共感しました。

そう、授業中にスマホや携帯電話を使用しないのは『常識』なのです。



でも、これは学生だけの話ではありません。

同じことをしている大人も大勢いるのが実情です。


朝夕の電車の中で、

携帯電話やスマホをいじっている人の多いこと。

車内に同じ姿勢の人が何人もいるので、

その光景が私には時々奇妙に見えます。


そこに一緒に乗り合わせている学生に、

「悪いことではないんだ」と無意識に思わせているような…

あまりいい流れではありませんね。



子供の頃に教わって守っていたことを、

大人になって守れなく(守らなく)なることはよくあります。

でもやはり、小学生から高校生までに教わることは、

その後の人生に影響を与えることが多いので、

「こういう常識やルールがあるんだよ」

と教えておくことは必要だと思います。


「休み時間でも、

 友達といるのに一人でスマホに向かうのはいかがなものかと話をする」

という言葉にも共感します。


二人で喫茶店で向かい合わせに座り、

途中で相手が携帯電話をいじり出して気まずくなった…

そういう経験をした方、多くないですか?

私もその一人です。

話しかけちゃいけない雰囲気になるんです。

「出ようか」とすら声をかけられないような…。



目の前の人と自分の間に見えない一人の世界の壁を作り、

携帯やスマホの向こう側の見えない人と繋がるって、

良い面ももちろんありますが、

それが授業に影響するならば、見過ごせませんね。

ちゃんと理解してくれる生徒さんばかりであることを願います。



スマートフォン

機能のスマートさのことだけではなく、

「スマート※に使いこなせる人のためのフォン」であってほしいです。

ちょっとカッコよく締めすぎましたか(笑)


ついでにどうでもいい余談ですが、

なぜ「スマフォ」ではなく「スマホ」なんでしょうね。


※行動などがきびきびして洗練されているさま。

 現代風ですっきりとあかぬけ、気のきいているさま。