先週の記事ですが、少し面白いと思ったのでご紹介します。
■新入社員の正答率4割
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG235FPJG23OIPE024.html
問題の正答率が1980年台の半分という結果が出て、
基礎学力が低下しているのでは、という内容です。
30年ほどで半分に低下するというのは、
どう解釈すればいいのでしょうか。
昔のいわゆる詰め込みの教育から、
学力と人格形成の教育へ変わり、
ゆとり教育で人格に重点が移り、
脱ゆとり教育で学力向上へ
…と簡単に言うとこのような流れでしょうか。
英語の授業があるのに英語を話せない、という時代から、
英語の授業で英語を話せるようになる、という時代へ。
企業が採用の際に重要視する能力は「コミュニケーション力」、
一方で学生に低下を感じるのも「コミュニケーション力」。
東大や京大が来年度以降、
学力試験に加えて意欲や能力を見る入試に移行するように、
(参考記事:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140129-OYT1T00464.htm?from=popin)
これからの入試には、学力プラスα(アルファ)が必要なようです。
そこでふと思ったこと。
このような入試が主流になると現れてきそうなのが、
「東大の入試面接はこうやって乗り切れ!」
みたいな流れ(あえて言うと流行?)。
学校で、クラブ活動で、
習い事で、アルバイトで(禁止している学校も多いでしょうか)、などなど、
人と関わって身につける力を、その場しのぎでごまかす。
それは結局、詰め込みの教育に逆戻りのように思います。
私達が学生の頃と違って、
様々な教育を受け、
広い視野で物事を考えられる若者が増えているのに、
もしそうなったらもったいないです。
それでも、学力の低下も見過ごせませんね。
子供の頃は「こんな算数、大人になって何の役に立つんや?!」
と思っていましたが、
大人になって基礎的な学力は必要だとわかりました。
国語・数学・理科・社会プラス今は英語も。
ところで、この記事には計算式の答えが書いてありません。
小学生の時の算数からして大の苦手だった私。
足し算や引き算より掛け算や割り算を先に計算するんだということも、
大人になってから覚えたぐらいです。
それも数年前の話…(恥)。
ということは、この答えは…
「7」?
「9」?
それとも…「1」?
どなたか教えてください。
M