寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議

とうとう12月ですね。

毎年のことながらバタバタしがちなこの12月。

学校はなおさらのことかもしれません。

入口(募集)と出口(進路)が本格的に気になりだすこの時期。

関係者である皆様方にはくれぐれもご自愛いただきたいと思っております。


さて今日は文部科学省からの情報です。


学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議


今年10月から始まったこの審議会。

大学の入学時期が多様化する方向にあるため、このことについて審議する機関として位置づけられているようです。


そしてこのたび、第1回目の配布資料が公開されました。


学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(第1回) 配付資料


まだ充分に目は通せていませんが、これまでの経緯を含め、下記資料にうまくまとめられているように感じましたので、いったんこちらにリンクを張っておこうと思います。


資料3 学事暦の多様化とギャップタームについて


本件に関する内容としては、去年、東大が「9月入学構想」を発表して一気に火が付いたようにも感じていたのですが、実は以前から議論されていたんですね。

昨年以前の状況をほとんど知らなかった私としては、いろいろと気づきがあった記事でした。


高大接続のことを考えると、いろいろとクリアせねばならない課題も多いと思いますが、おそらく今後、この議論は進んでいくのでしょう。

各私立高校でもこのことは念頭に置きつつ、どんな卒業生を理想像としてイメージするのか、構想しておく必要がありそうですね。


(文責:吉田)


☆学校経営情報12月号を発行いたしました。

 こちらからご覧ください→JTC学校経営情報 2013年12月