本日、学校経営セミナーの開催日です。
夏期集中開催の最終回となります。
テーマは「財政健全化」。
今日の午前中に内容の最終チェックをして、本番に臨みます。
ぜひご一緒にたくさん学びましょう(飛び入り歓迎です)。
さて、同じようなニュースを何度も採り上げて恐縮ですが、今後に向けて重要な内容ですのでご容赦いただくこととしまして…
金額がころころ変わるようですが、政治とはそんなものなのかもしれません。
ただ、今回が最終調整、ということですので、これで国会に諮ることになるのだろうと思われます。
ちなみに、この所得制限で浮いた財源の使い道は低所得者層向けの給付型奨学金、私立高校生世帯への就学支援金の増額、海外の日本人学校に通う生徒への支援拡大などに活用する方針とのことです。
中でも給付型奨学金については、年収250万円以下の低所得者層に対し、
・公立高校で13万円/年
・私立高校で14万円/年
が給付されるとのこと。所得制限導入時の新入生から適用される見込みのようです。
今日のセミナーテーマとも関連するところですが、学校財政を考える上で公的な資金注入のことは考慮せざるを得ないのが現在の私学の状況でしょう。
一方ではそのような公的支援のしくみを求めつつ、同時に少しでも自立的財政運営ができるような構造を模索することも重要だと感じます。
施策に振り回されない学校運営が可能になれば、私学はもっともっと存在価値を高めることができるように思うのですがいかがでしょうか。
(文責:吉田)