寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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日本の人口:65歳以上、初の3000万人超え

今日は人口に関するニュースをお届けします。

まずは毎日新聞

日本の人口:65歳以上、初の3000万人超え

そして朝日新聞(全文読むには会員登録が必要です。ご容赦下さい)。

人口減、最多26万人 住民台帳、生産年齢は8千万人割れ

さらに日経新聞

生産人口、初の8000万人割れ 総人口4年連続減


学校において関連が深いのは、マーケットにあたる年少人口(0~14歳)はもちろんのことですが、学費を主に負担する層である生産年齢人口(15歳~64歳)。

この生産年齢人口について、今回の調査では8000万人を割り込んだとの報道がなされています。


ちなみに、出生者数は約103万人と過去最低に。

年少人口は約1660万人。

1世帯の平均人数は2.32人と、これも過去最低とのことです。


また、地域的にみると、人口が増えたのは8都県で、人口と増加率の両方で最も増えたのが東京都になっています。

一方で、他の都市圏である名古屋圏と関西圏は減少。地域ごとの様子はかなり異なっているように思われます。


児童や生徒の総数は減少し、それを経済的に支える親の世代の総数も減少する。これが現在、そして今後も長く続くであろうこの国の姿です。

少ないパイの奪い合いに全力を尽くすのか。

それとも独自化を進めて他と比較されない存在になるのか。

私学は大きな方向性が問われる時期に差し掛かっています。

将来設計、大切にしたいですね。


ちなみにおおもとの調査結果はこちらです。

住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)

ご興味のある方はぜひご覧ください。


(文責:吉田)

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