寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

補助金、5年で縮小・廃止を 経済財政諮問会議

学校も本格的に夏休み、といったところでしょうか。

今日は弊社セミナーの開催日です。

テーマは「人事考課制度導入のポイント」。

人事考課制度を導入しようか迷っている学校さん。

制度の効果を知りたいという学校さん。

ぜひぜひお越しください。場所は大阪・堂島(堂島ビルヂング)です。

お近くに来られる方は覗いて行くだけでも構いませんので。

お待ちしております。


さて今日は7月末に公表された経済財政諮問会議の内容に関する報道を採り上げてみました。


補助金、5年で縮小・廃止を 経済財政諮問会議

題名に驚いて原典を探して読んでみたのですが、

補助金を5年で廃止する」

という内容は見当たらず、少々誇大な表題になっているようにも感じたこの記事。

ちなみに原典はこちらです↓

経済財政諮問会議 予算の全体像について


一方で、

5年を経過した政策について、政策効果を徹底検証し、大胆に縮小・廃止すべき

ということに関してははっきり書かれていますので、

政策的に設けられたしくみについては、長期間の存続を前提に学校経営を組み立てることは危険である

とも感じます。


現在の私学経営においては、補助金の行方が非常に大きな影響を持っているため、就学支援制度をはじめ、いくつかの私学助成制度が今後どうなっていくのかには注目せざるを得ません。

あくまでも自律的財政を目指しつつ、このような経営環境へのアンテナもぜひ張っておきたいところです。


ちなみに、今回の経済財政諮問会議の配布資料のページには、最近の経済情勢に関するようやく資料も掲載されており、現状をひとつかみするには有用だと感じます。

デフレ脱却と経済再生に向けた進捗

政府に都合のいい内容ばかりが並んでいるのが気になるところですが…

ご参考までに。


(文責:吉田)