寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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小学校、英語正式教科に 文科相「4年生から目安」

本日は、昨晩配信のニュースから。


小学校、英語正式教科に 文科相「4年生から目安」


以前から、教育再生実行会議の提言内容が少し気になっていましたが、

今日のこの記事を見るとその内容をまとめた表を掲載してくれているので参考になります。


この表を拝見すると、そのほとんどが大学関連の施策であり、

今日採り上げた小学校のこと、あるいは中高に関わることはここにはほとんど挙がってきていません。

ただ、例えば「教員の年俸制導入」「学長主導の改革推進」といった経営に関連する施策というのは、

学種を問わず広がる可能性があるものですので、今後の議論にも注視したいと思います。


そして英語に話を戻せば、現在も小学校での英語教育は教科教育ではないものの始まっており、

今後これが強化される方向にあることはほぼ間違いないのだろう、という気がしています。

そして今朝目にしたこのニュースが、昨日私に起こった2つの事象を呼び起こさせてくれました。


昨日の夜、お付き合いのある方から1冊の本が届きました。

まだ読むことはできていないのですが、本の帯や扉などを見る限り、

方言が標準語に発展していく筋道のようなことが描かれているようで、とても興味深く感じました。

その方はテレビ番組のプロデューサーさんなのですが、番組製作を通じて

方言学にご興味を持たれ、これまでにもそのような趣旨の本を書かれています。


同じく昨日の夜の話、私は学生時代の仲間とお酒を飲みに出かけていたのですが、

その場にいた大学教授から、自分たちの祖先が書き記したものを読む技量を持つ一般人が少ないことを危惧し、

「英語の前に、昔の手紙や文献を読める力を身につけるべき」

との考えを披露されました。

あまりそのようなことを深く考えたことがなかったのですが、確かにそうだと納得させられました。


昨日起こった2件の事柄と昨日配信されたニュース。

すべてが「ことば」という共通点を持つものであったことに、もはや偶然ではないものを感じずにはいられませんでした。


(文責:吉田)