寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学校法人会計基準の一部改正について

緊張の朝を迎えております。

今日の午後、セミナー講師を務めるからです。

今年から本格稼働した「学校経営セミナー」。

本日がその第1回目となります。

テーマは予算制度と管理会計

受講者の皆さんとたくさんの気付きを得たいと思っております。


さて、そんな今日に合わせたかのニュースが入ってきました。

学校法人会計基準の一部改正について


このニュースに関しては、本ブログでも以前に採り上げておりますのでそちらもどうぞ↓

学校法人会計基準の在り方について 報告書(素案)が発表されました


現時点で全文を読めたわけではないのですが、文科省HPにある「第二 改正の概要」によれば、

素案とほとんど差はなさそうです。


とすれば、これまでとの主要な変更点としては

資金収支計算書→活動区分ごとの資金の流れがわかる「活動区分資金収支計算書」を作成すること

○消費収支計算書→事業活動収支計算書」と名称を変更し、経常的及び臨時的収支を区分すること

         いわゆる「帰属収支差額」を表示すること

貸借対照表→「基本金の部」と「消費収支差額の部」を合わせて「純資産の部」とすること

       固定資産の中科目として新たに「特定資産」を設けること

○基本金→より充実した表記をすること(詳細は省きます)

といったところになるでしょう。


改正内容の適用は原則として平成27年度からとなっています。

本改正は今日のセミナーでもちょっと触れておこうかな…なんて思っています。

皆様も改正内容はぜひご一読くださいね。

(文責:吉田)

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