週末からこの週明けにかけて、新聞をじっくり読む時間が取れたのでそれを実践していたところ、
またもやこのブログで採り上げたいニュースが目白押しに…
繰り返しになりますが、情報を得ることより捨てることのほうが困難を極めるのがこの時代なのでしょうか。
先週末のニュースからひとつ。
平成25年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校等の内定
SSHについて、私学の皆さんはどんなふうに考えていらっしゃるのでしょうか。
直近でお伺いする学校さんには少しインタビューしてみたいテーマだと感じています。
なぜなら、SSHの指定を受けているのはほとんど公立校だからです。
これまで指定を受けた関西2府6県の高校43校のうち、私立はたったの5校だけ。
そしてこのたび、大阪からは3校、兵庫からは2校、京都からは1校が新たに指定を受けるようですが、
これらもすべて公立校です。
SSHもひとつの特色化施策だと思うのですが、私立はこの制度に乗らずに特色化しようという思惑があるのでしょうか。
それとも別の意図が…?研究不足で私にはまだ理由がつかめていません。
が、一方で公立校がこのような『目に見える特色』を手にしていっていることからすると、
私立校も「自分たちの魅力はここにあるんだ!」ということを外からも見える状態にしないと、
選んでもらうのがますます難しくなるように思います。
「ウチの教育内容は優れている」…どの学校の先生方も、そうおっしゃりたいのはよく理解できます。
が、どんなに素晴らしい内容をお持ちでも、それが伝わらなければ『存在しない』のと同じ。
秀でた特色、優れた内容を『作る』ことと同時に、そのことが『伝わる』こともまた、意識せねばなりませんね。
(文責:吉田)