寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

勉強会を行いました

昨日、ある学校法人さんの法人内勉強会に招かれ、講師を務めてきました。

以前のブログにも書かせていただいた、その勉強会です。

2時間ずつ、2つのテーマを採り上げたのですが、

1つめの「労務関連法令」には管理職3名様がご出席。

2つめの「学校事務」には管理職2名様と事務職員3名様が出席されました。

小ぢんまりとした勉強会ではありましたが、むしろこの人数であっても勉強会をせねば、

という意識を持たれた管理職の皆さんのお気持ちに感銘を受けました。


今回勉強会をさせていただいたこの学校さんは、生徒数は多くないものの、

いつ訪れても活気に満ちていて、生徒さんも教職員さんも皆とても気さくに話しかけてくれます。

多様性を認めあうことが校是にもなっているので、自らと違うこと、異質さをむしろ歓迎するような、

そんな温かさを感じる学校です。

勉強会においてもその校風がとてもよく表れていて、

気付いたことがどんどん場に出され、場全体での質疑応答が繰り返されました。


私自身、『講師と受講生』という枠組で行われるセミナーや研修会よりも、

『全員が一参加者』という意識で行われる勉強会が、学びの場として適切だと考えています。

その意味において、昨日の勉強会は名実ともに勉強会であった、と嬉しく思いました。


世の中にはいろいろな学習の場があります。

せっかくなら、その場を最大限活用し、列席ではなく参画を心がけたいものだと、昨日の体験を通じて強く感じました。

(文責:吉田)