寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

最近の中学受験事情

教育関連のニュースを探していて、

また面白いニュースを見つけました。


【中学受験 親子で学ぶ4教科】社会編

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130130/edc13013007380001-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130213/edc13021307570000-n1.htm


いずれも、今年の首都圏の中学受験の問題例です。

一つめは、LCC(格安航空会社)がなぜ格安航空運賃を実現できるのかを

回答する問題で、二つめは、過去の地図と時代を読み取る歴史の問題です。


「なぜ格安航空運賃が実現できるのか?」と聞かれて、

今の私なら、ない知識を振り絞って

「食事や飲み物などサービスが有料だから」ぐらいの答えは出てきます。

もし、私が小学六年生の時にこの問題を出されたら、

おそらく答えられなかったと思います。


様々な航空会社があること、どんな飛行機があるのか、

チケットの料金に差があること、等々

知っていなければ回答できない問題のように思いました。

今の時代、子供の頃から飛行機に乗って国内や海外に行く機会が増えているので、

案外身近な問題なのでしょうか。


過去の地図の問題に至っては、今の私でも解けません。

回答を見て「へぇー!!」と思わず軽くのけ反りました。

「教科書の地図を加工する」「加工された地図で勉強する」という事実に驚きました。

今は、衛星写真や衛星画像など宇宙から撮影されるものがあり、

天気予報などで目にすることも多いですし、現代では出せない問題ですね。


中学受験ということは、小学六年生の子供達がこのような問題を解くわけです。

現代の子供達は、テレビや新聞などでニュースも見ておかなければ

受験問題を解けないようです。

ほんと大変ですね…。


でも、私は子供の『吸収力』を、しみじみ凄いと思っています。

勉強や勉強以外のあらゆることを吸収して、

『(心の)大きな人=大人』になってほしいです。