寒い朝は嫌いじゃない、吉田がお送りいたします。
以前このブログでも「私学へのアクセスはひとつの経営課題になり得る」ということをお伝えしましたが、
公私問わず、通学路の危険性というのは学校にとって決して無視できない問題です。
運転者の不注意によって登校中の小学生ら10人が死傷した事故はまだ記憶に新しいですが、このような
「交通事故の危険」はもちろん、
丘陵地等では「崩落の危険」、
河川や海の近隣では「水難の危険」など、
いろいろな形での危険が存在するのが通学路であると言えます。
もちろん、学校の教職員が通学路で安全指導をする、といったソフト面の支援は大切です。
が、ハード面も含めた安全点検をしてこそ、危険箇所が把握でき、
そこに十分な経営資源の投入を図ることができると言えます。
投資の実行、といったときに、学校施設そのものの整備にどうしても意識が向きがちですが、
最寄駅あるいは各家庭からの学校へのアクセス全体を俯瞰し、
通学路の安全確保も含めて考えることが重要ではないでしょうか。