寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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規則守らない中学生ほど1人ネットに興じる傾向

 規則を守らない子どもほど、一人きりでインターネットやメールに興じることが多い――。そんな実態が、警視庁が中学生を対象に実施したアンケート調査でわかった。

 アンケートは今年7月、都内の中学校11校で実施され、1~3年の男女計4029人から回答を得た。全員に「規則を守らない」「友だちとの約束を破る」など規範意識を問う15の質問をし、規範意識が「高い」グループと「低い」グループに分けてアンケート結果を比較した。

 放課後や休日の過ごし方を複数回答で聞いたところ、規範意識が高いグループは「家族と外出する」(21・5%)など家族と一緒に行動することが多かったが、低いグループは「インターネットのサイトを見る」(27・1%)「友だちとメールする」(23・9%)など一人で過ごす傾向があった。

(2011年11月12日 読売新聞)

統計学の限界というべきでしょうか…アンケート調査というのはどうしてもこのような「紋切り型」の分析結果が先走る傾向があるので注意せねばと思うのですが、表題を見る限り、「規則を守らない」ことと「1人で過ごす」ことに相関性があったという結果なのでしょうが、だからと言って「規則を守らないと友達ができなくなるよ」「ネットばかり見てたら規則を守れなくなるよ」というのは何か違うような気がします。この結果如何に関わらず、学校生活が「仲間の大切さ」を知るための時間になればと願うばかりです。(JTC/吉田俊也)