寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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ICTで指導できる教員は6割…文科省調査

 パソコンや電子黒板などのICT(情報通信技術)を使って授業ができる教員は、全体の6割にとどまることが文部科学省の調査で13日、わかった。

 昨年度にICTの研修を受けた教員は2割で、同省では各学校や教育委員会に研修実施を呼びかけている。

 東日本大震災のため回答できなかった岩手、宮城、福島県の373校を除く、全国の公立小中高校計約3万5600校の教員約87万人を対象に今年3月1日時点の状況を尋ねた。都道府県別で授業中にICTを使って指導ができると答えた教員の割合は、上位の三重、愛媛県が8割を超えた一方、下位の島根、滋賀など19都府県は5割台にとどまった。

 同省では、子供の情報教育充実などを目的に、学校へのICT配備を進めている。電子黒板の学校配備数は6万474台となり、昨年3月末時点から4066台増えた。

(2011年7月14日 読売新聞)

教育現場においてはどうしても「自分のやり方が一番いいんだ」という『自負心』を持っていらっしゃる先生方が多いのではないかと思います。もちろんそれはそれで大切なことなのですが、もしそれが新たな方法やツールを無条件に拒むことにつながるのであれば少々考えものかもしれません。時代は移り、技術は進歩します。生徒たちのことを一番に考えるのであれば、時に自分の指導を省みることが大切ではないでしょうか。(JTC/吉田俊也)