寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

旧深柢小跡地利用 川崎学園と協議へ 岡山市

産経新聞 6月7日(火)7時55分配信

 岡山中央南小学校(旧深柢小)=岡山市北区=跡地の利用について、高谷茂男市長は6日、川崎病院を運営する学校法人・川崎学園に交渉先を絞って協議を進める方針を明らかにした。

 川崎学園は昨年12月、跡地に近接する川崎病院の老朽化などを理由に、跡地への新棟建設を市に要望していた。市は、10日に開かれる市議会総務委員会に方針案を提出する。

 跡地利用をめぐっては、川崎病院の誘致を求める地元住民と、小学校の復活を求める地元住民で対立。市議会が昨年12月、同病院誘致を求める陳情を採択した。市は3月に地域医療機関の存続を想定した素案をまとめ、市民説明会やパブリックコメントを実施。パブリックコメントでは多数の賛成意見を得ていた。

 高谷市長は「多くの意見を踏まえ熟慮を重ねてきたが、この辺りで結論を出したい」と話していた。

少子化という環境もあり、公立の小中学校の統合や廃校の計画が多くなっています。このような中で、その商圏や資産等の活用可能性について考察を進めている私学も少なからず存在しているように思います。私学自身の経営も厳しさを増す中で、単純な拡大志向によらず、しっかりとした計画性を基に学校の行く末を考えていくべきでしょう。(JTC/吉田俊也)