寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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小中生の漢字検定料、町が全額負担します

 大阪府能勢町は新年度から町立小中計8校で行っている漢字検定の検定料を全額負担する。

 町が2日発表した2011年度当初予算案に事業費203万円を計上した。町によると、自治体が同検定の検定料を全額負担するのは全国初という。

 基礎的な知識習得などを目的に導入を決めた。中学生については英語検定の検定料も全額負担し、両検定とも中学3年時にほぼ全員が3級(中学卒業程度)に合格することを目指す。町内の小中学生は約860人。

 新年度予算案は、一般会計が50億5200万円。小中学校の統廃合に伴う新規学校建設に向けた測量設計(1億1000万円)や、し尿処理施設の建設工事(6億7597万円)などで前年度比12.5%増となった。

(2011年3月4日 読売新聞)

漢字や計算など、基礎的な知識を早いうちに習得することは大切なことですよね。その方法論として既に存在する検定試験を利用するという方法はあってもいいような気がします。ただこれが単なる「試験合格」だけでなく、勉強の楽しさ・面白さを体得するひとつの手段として位置付けられれば…と願っています。(JTC/吉田俊也)