寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

世界で勝てる人材育成、12大学と16社が連携

 文部科学、経済産業両省が、高度な教育・研究に力を注ぐ大学(リサーチ・ユニバーシティー=RU)とトップ企業が連携し、国際競争を勝ち抜ける人材を育成・登用する新たな枠組み整備に乗り出す。

 東京大や早稲田大など12大学と商社、メーカー、運輸などの代表的企業16社のトップが参加に合意しており、2月にも学長や首脳が集まる円卓会議を開催、具体的な行動計画作りに入る。

 文科省は、2011年度予算案で確保した大学の国際展開力強化などの予算112億円からこのプロジェクトに優先配分する方針。

 厳しい国際競争の中、産学が協力して、専門知識や創造力などを備えた人材を育成する必要があると両省が判断し、呼びかけた。

(2011年1月17日 読売新聞)

「勝てる」という表現にこそ違和感を感じますが、教育が目指す目標の一つとして「世界で活躍できる」ということがクローズアップされることは望ましいことだと感じます。人間は社会に生きる動物ですので、その社会で生きる力を養うことは教育において欠かしてはない視点であろうと思います。ではそれをどうやって実現するか。そのことを考えれば、自然と「企業とのタイアップ」ということが挙がると思いますし、ぜひこの流れは各私学ともに意識を高めていただきたいと願います。(JTC/吉田俊也)